列車紹介・乗車記

【Korail】ムグンファ号に乗車!韓国の夜行列車でソウルから釜山へ!

こんにちは、旅×鉄道ブロガーのひろきです。

9月11日〜15日まで、韓国へ旅行に行ってきました!

というのも、なんとなく韓国の鉄道に乗りたくなりまして、2日前に決定した弾丸旅行なんですねこれが…。

航空券はなんと「往復1万円」という破格さ。韓国では半日の動きが大きくなり、日本製品の不買運動なども行われているようなので、そのための激安さなのかと…!

まぁそんなことは1mmも気にせず、今回の韓国旅行の目的はズバリ「鉄道」です!!

韓国の鉄道には「KTX」「SRT」「セマウル」など様々な種類がありますが、その中でも僕が最も注目したのが「ムグンファ号」という列車。

「KTX」「SRT」などは300km近く出す、日本でいうところの「新幹線」みたいな扱いですが、ムグンファ号は最もゆっくり走行する列車として、韓国では有名です。

韓国の鉄道には、日本のように「普通列車」「特急列車」という概念がそもそもありません。

ムグンファ号は基本的に「昼行列車」ですが、ソウルと釜山を往復する列車は1日1往復「夜行運用」に入っています。

ひろき
ひろき
夜行列車が好きな僕からしたらそんなうまい話見過ごすわけにはいかねぇxえぇぇ!

ということで、ソウルから釜山まで夜行の「ムグンファ号」に乗ってきました!!!

そもそも「ムグンファ号」ってどんな列車?

ムグンファ号の特徴

・韓国の鉄道を運営している鉄道運営公社KORAIL(코레일/コレイル)の列車。

・SRTやKTXと比較すると格式が低く、比較的多くの駅に停車をする。

・KORAILのほとんどの路線を網羅しており、ほとんどが客車+機関車での運行。

ムグンファ号は、韓国を代表する鉄道会社「KORAIL(コレイル)」の列車です。

基本的には昼行列車として機能しており、コレイルのほとんどの路線を網羅している、万能な長距離列車なんです!

ただし、韓国高速鉄道であるKTXやSRTなどと比較すると所要時間も圧倒的に長く、韓国の中では「鈍行」の位置付けにあるようですね。

韓国高速鉄道「KTX」の並び

 

そんなムグンファ号ですが、一部「夜行列車」として運行している区間が存在しています。

ひろき
ひろき
客車+機関車の夜行列車!?コレは乗るしかねぇぇぇぇぇ!!!!

夜行列車マニアの血が騒ぎ、ムグンファ号の存在を知った2日後にフライトを予約し、韓国へと飛びました()

引用元:https://korea.tabitabi-asia.com/

 

ムグンファ号は基本的に昼行列車ですが、運行区間の長い路線である「京釜線」や「湖南線」などで、夜行列車として運行があるようです!

当初はソウル〜釜山を結んでいる「京釜線」のみで夜行が走っていると思っていたのですが、他の路線でも夜行便として走っているムグンファ号はちらほら見かけますね。

ひろき
ひろき
韓国出身の友達が、家族に「友人(僕)がムグンファ号で釜山に行くみたい」と行ったところ「バカじゃないの!?」と言われたようです!それくらい韓国では「KTX・SRT>ムグンファ号」のようですね…!

ムグンファ号の予約方法は?

ムグンファ号は、KORAIL駅の窓口・券売機で購入することができますが、万一の場合を考えて事前予約して行くことをオススメします。

僕がムグンファ号に乗った時は、チュソク(韓国でのお盆)と丸かぶりしてしまい、ムグンファ号は満席。

1日ずらしての乗車になってしまいました。

KORAILのサイトからチケットを事前予約することができるので、予めチェックしておくようにしましょう!

Korailの予約サイトをチェック!

ではでは、ムグンファ号のおさらいはここら辺にして、実際の乗車レポートを見ていきましょう!

ソウル駅でムグンファ号を待つ…

先述した通り、今回はソウル発釜山行きの夜行「ムグンファ号」に乗車します。

ソウル駅のマクドナルド等で時間を潰し、出発時刻である21:50分を待ちました。

ちなみにソウル駅構内・周辺には「マクドナルド」「ロッテリア」などといった、日本人にも馴染みのあるチェーン店がありますので、韓国語がわからなくても全然OKです

因みに僕自身、一人で海外に行くのが今回が初でしたので割とビビってましたが、割と余裕でした()

ものすごい雑談なのですが、日中に鉄道を撮影していた時にこんな列車を発見しました。

その名もDMZ Train。

そもそも「DMZ」というのは北朝鮮と韓国の軍事境界線でして、南北それぞれ2kmに渡って続いている「非武装地帯」のことを表しています!

この「DMZ Train」に乗車すれば、DMZ付近の「都羅山駅」まで行くことができるようですね!

DMZ Trainに関しては予約が満席で乗車することができませんでしたが、こちらもいつか乗車して記事にしたいなぁと思っております。

21:50発!釜山行きのムグンファ号が到着!

ひろき
ひろき
キタァァxあxxあxあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

ドーム状になっているソウル駅に、ディーゼル機関車の轟音が鳴り響きます。

釜山行き夜行列車「ムグンファ号」の入線です。

日本でかつて「寝台特急北斗星号」を北海道内で牽引していたディーゼル機関車「DD51」に激似の機関車に引かれてやってきました。

客車には日本と同じく、行き先のサボが設置されています。

日本の座席客車である「急行はまなす」だとか「12系客車(高崎所属)」もサボがついていましたから、ここらへんは日本と同じですね!

そして最後尾まで歩くと、ちょっぴり面白いところを見ることができました。

なんとムグンファ号は、最後部の客車の貫通扉が丸出しになっているんです!

日本の客車だと、ほとんどの場合は「テールランプ」や「窓」がついているので、むき出しになることはありませんよね。

側面の赤と青の塗装が、かつて秋田〜青森を走っていた485系「特急かもしか号」に激似で、懐かしくて一人でテンション爆上げしていました。

なんとも新鮮な風景だなぁと、一人でニヤつきながらホームを徘徊しました。

ソウル〜釜山は、アメリカの機関車製造会社である「EMD社」をベースにしたディーゼル機関車が牽引していますが、その一方で上記のような「電気機関車」によって牽引されるムグンファ号も見受けられましたね。

塗装を青くしたら、日本のEH200型機関車「ブルーサンダー」そっくりですねこれ()

因みに、ムグンファ号の乗車料金はこんな感じです。

乗車料金(ソウル〜釜山)

・27,700KRW(日本円で約2,500円)

ひろき
ひろき
very reasonable!!!!

そもそも韓国の鉄道には「乗車券」「特急券」などの概念がなく、料金の中に乗車券・特急券・指定席券が全て含まれているイメージです。

日本の夜行列車の場合は、青春18きっぷを使わずに移動したら軽く1万円近くするので、それと比較すると夜行ムグンファは格安!最高!

ムグンファ号に乗車!車内探検開始!

定刻通り、ソウル駅を21:50分に発車!(ブレブレでスイマセンwww)

韓国に来て思ったのが、韓国の鉄道「KORAIL」は割と、日本の鉄道のようにダイヤがきちんと守られています。

先日タイに行った時は、デフォルトで遅延しまくるタイ国鉄に圧倒されました()

駅の電光掲示板に「delay time」なんて欄がデフォで設けられているくらいでしたので、それと比較するとKORAILは時間通りで安心です。

ムグンファ号には、上記のようなラウンジカーも連結されています。

かつての大阪〜新潟間を運行していた「急行きたぐに号」のグリーン車にも、このようなラウンジが連結されていたような記憶があり、懐かしい思い出が蘇ります。

ムグンファ号の何が良いかって、ラウンジやら座席やらあちらこちらに充電コンセントが備え付けられているんです。

ラウンジの場合は、上記のように座席の上側に充電用コンセントがたくさんあります(雑でスイマセンww)

日本の夜行列車や寝台特急の場合、基本的にコンセントは洗面台付近に1つあるかないかで、乗客による争奪戦が繰り広げられます()

最近走っている「四季島」「ななつ星」などの超豪華寝台特急になってくると話は別ですが、一般的なブルトレや夜行列車はコンセントの確保が困難でした。

それと比べるとムグンファ号は優秀!ケータイ使っても安心ですネ!!!(ただし韓国は220Wなので変換器が必要です、注意しましょう)

ラウンジの端っこには、飲み物やお菓子の自動販売機も設けられています。

僕もお腹めっちゃ減ってたので購入を試みましたが、1,000ウォン札がポケットの中でぐっちゃぐちゃになってて、うまく入りませんでした()

というか、韓国のお札は日本のお札と比べるとなんか妙に臭いんですよね。

香港とかタイもそうなのですが、基本的に海外の紙幣は結構臭いです。なので財布に入れず、左ポケットを財布替わりにしていました

(その後左ポケットが死ぬほど臭くなったのは言うまでもありません)

驚くべきことに、発車後のラウンジはほぼ満席と言って良い状況でした。僕もラウンジの片隅のスペースを確保し、充電しつつ車窓を眺めました。

ムグンファ号は立ち席券も発売されるようで、ラウンジは立ち席の方で溢れかえっていました。

どうやら、21:50分発の夜行ムグンファ号は終電的な役割を果たしているようで、釜山到着まで乗車していた方はごく僅かでしたね…。やはり相当な物好き以外はKTXを使うのか…。

洗面台も割とちゃんとしてます。

超失礼なのですが、海外の夜行列車に対して極度の偏見があり、

ひろき
ひろき
どうせ洗面台もめっちゃ汚くてトイレも詰まりまくってて汚いんだろうな…

と思っていたのですが、思った以上に洗面台もトレイも綺麗。KORAILさんスイマセン()

ひろき
ひろき
ネットでは「ムグンファ号は臭い!」なんて言われていますが、僕はそこまで気になりませんでしたよ!

ラウンジから指定席車両へ移動!

かれこれ音楽を聞きつつ、ラウンジカーで日付が変わるくらいまでくつろいでいました。

ラウンジには何やらガタイの良いアメリカ軍(だと思われる)の方々がたくさん乗られていましたが、日付が変わる前に途中駅でぞろぞろと下車していきました。

やはり終電として使われている場合が多いのかもですね。

米軍基地でも近くにあるのかなぁ〜??えへへ、なんて偏差値の低いことを考えつつ、睡魔に襲われてきたので座席に戻りました。

僕今回予約したのは窓側席でした。

予約してあるはずの座席に行くと、すでに窓側席には韓国人のおっちゃんが座っていました。しかもなぜか知らんけど、むちゃくちゃ全身から正露丸の匂いがする。

 

 

くせぇ( ‘;゚;ё;゚;)

 

 

というわけで、空いていた前の座席の窓側席に移動しました。

既に0時を回っていて人が少なかったので乗ってこないだろう、乗ってきたらすんなりどけば良い。

座席からの景色はこんな感じ。

号車番号の表示が電光掲示板ではなくプレートでしたので、日本の185系電車のような雰囲気を感じましたねぇ、タマラン。

185系グリーン車のように足置きもありましたが、画像を見ても分かる通りテーブルがありませんでした。

ムグンファ号は一応「ディーゼル機関車+客車」で運行しているのですが、日本の寝台列車のように、機関車が客車を引っ張るために発生する「ガクン!!!」という発車時の揺れがほとんどないんです!

ス〜〜っと発車するので、思いのほか快適。

日本の鉄道と同様に、座席番号はしっかりプレートで表記されています。

網棚の下の丸いやつは読書灯なのかクーラーなのか忘れました、スイマセンw

ムグンファ号は終点である釜山に「3:08分」という超絶怒涛の夜中に到着するのにも関わらず、1mmも減灯しません。

 

 

ひろき
ひろき
寝させる気ないじゃろがぼけxえぇぇahohplmp

 

 

と突っ込みたくなりますが、客車独特の横揺れがものすごく気持ちよくて僕は爆睡できました…Zzz

釜山に定刻通り到着!午前3:08分!

座席に戻ってからは揺れが気持ちよくて爆睡してしまい、釜山到着放送で起きました。

プサン〜プサン〜なんて旅情あふれるアナウンスもなく、しれっと到着。

最後まで乗られていた方は、韓国人ではなく東南アジア系の方々が目立ちました。

なんでも釜山は昔から国際的な港で栄えていたらしく、駅前もチャイナタウンが広がっていて多国籍な街なんだとか。

ひろき
ひろき
同じ日本人の鉄道ファンの方とかいるのかな〜、夏休みだしいるだろうな〜!

なんて考えていたのですが、ホームには僕しかいません。

真夜中3時に釜山駅でカメラを掲げて鉄道写真を取っている変人は、僕しかいなかったのです。

到着して5分ほど経過し、ディーゼル機関車に牽引されて車両基地へと回送されて行きました。

【結論】夜行ムグンファ号は鉄道ファンにはオススメ!

今回はソウル〜釜山の夜行ムグンファ号に乗車しましたが、個人的にはレトロな車両でかつ格安で乗ることができたので、満足でした。

ただし釜山に到着するのが朝3時とかいうバケモノ級に中途半端な時間なので、夜に弱い方は昼行のムグンファ号でも良いかもですね!

ちなみに、夜行ムグンファ号で釜山に3時に到着した場合は、釜山駅前のチムジルバンを利用して仮眠するのがオススメです!

10時間くらい利用しても「10,000KRW(約900円)」でしたので、コスパ抜群ですよ!(こちらに関しては後日、記事にします)

ではでは、韓国に行く予定のある鉄道マニアの方は、是非とも夜行ムグンファ号を利用してみて下さいね!

ABOUT ME
ひろき / 鉄道Channel
ひろき / 鉄道Channel
2020年3月に明治大学文学部地理学専攻を卒業。チャンネル登録者数4桁の「ひろき / 鉄道Channel」を運営中。youtuberやブロガー、メディア運営者として活躍している。小学生から日本中を旅し、現在でも各地を転々と旅している。大学在学中に東証一部上場企業の完全子会社でメディア事業に携わり、現在では1つのメディアのプロジェクト責任者も行う。