鉄道

JR札沼線が廃止決定!医療大学〜新十津川間はバス代行へ

大学生旅ブロガーのひろき(@guitar_journey_)です。

鉄道ファンにとっては非常に残念なニュースが飛び込んできたので、ご紹介します。

なんと、

 

札沼線の廃止が決定してしまったようです( ;∀;)

 

JR北海道により「単独で経営が困難な路線」に指定されていましたが、遂に廃止が決定してしまいました…

 

札幌〜北海道医療大学前は残し、北海道医療大学前〜新十津川のみを廃止するようです。

本記事の後半では、自分自身の札沼線の乗車記録を交えながら、廃止区間について紹介していこうと思います!

 

札沼線の医療大学以北は、どのかな景色と”おもてなし”が最高の路線でした。

今回の記事では、札沼線の医療大学以北の乗車記録を交えつつ、札沼線の廃止についてアプローチしていきます。

本記事の内容

・札沼線の医療大学〜新十津川間廃止について

・札沼線の医療大学〜新十津川間の乗車記録

JR札沼線 医療大学〜新十津川間が廃止

10月12日、札沼線沿線の4町長は、正式に札沼線の廃止に踏み切ることで合意しました。

もともと、「釧網本線」「花咲線」などと同様に、”単独で経営維持が困難な路線”として指定されていました。

札沼線は桑園駅〜新十津川駅を結んでいるJR北海道の路線であり、廃止が決定したのは途中駅である「北海道医療大学前」から終着駅である「新十津川駅」までの区間になります。

札沼線の運転区間

実際に札沼線の路線図を見ていきましょう。

赤い矢印の路線は、札幌から旭川に向かう主要路線である「函館本線」です。

それに対し、オレンジ色の矢印で示している路線が今回廃止される「札沼線(学園都市線)」であり、青い丸は北海道医療大学前駅を表しています。

つまり、青丸より北側が全て廃止されるわけなんですが、

 

廃止区間、めっちゃ長い( ;∀;)

 

札沼線の内、3分の2ほどの区間が廃止されることになります。

ですがこれには理由があり、札沼線の利用者のうちほとんどが札幌駅〜北海道医療大学前となっており、そこから北側への利用者はほとんどいません。

引用元:https://ekikara.jp/newdata/ekijikoku/0101071/down1_01431031.htm

 

さらに、途中の浦臼(うらうす)駅から終点の新十津川駅までは1日1本しか運転がない状態です。

終点の新十津川駅まで行ければ、バスを利用することでJR函館本線の滝川駅まで出ることもできます。

ですが、それなら札幌駅から函館本線の特急に乗って滝川駅まで行った方が早いですし、滝川以北の主要都市である「旭川」へも1本で行くことができます。

札沼線の廃止〜行政の合意〜

札沼線の沿線4町のうち、「浦臼町」と「新十津川町」はバス転換を容認する姿勢を見せている一方で、「月形町」と「石狩町」は最後まで、北海道医療大学~石狩月形間の部分存続を求めていました。

ですが、6月頃には沿線4町の合意が決定し、実質の廃止が決定されました。

そして10月12日、月形町役場にて、正式に札沼線の廃止が決定しました。

実際の廃止は決定から1年後

JR路線の廃止は、JRが廃止届を提出してから早くても1年後ですので、早くて2019年10月には廃止されることとなります。

JR北海道は、今後20年間のバス費用の援助などを発表しており、今後はJRと地方自治体などで、支援額の協議が行われるようです。

札沼線では輸送人数の減少が年々続いていますので、廃止はそこまで遠い話ではないと思われます。

札沼線の乗車記録 〜廃止発表前〜

自分は高校2年生の頃にJR北海道を全線乗車してまして、札沼線にも乗車していました。

札沼線は「学園都市線」とも言われ、札幌駅〜北海道医療大学前までは、学生の利用客が非常に多いです。

札沼線に乗車したのは2015年の春休み、当時高校2年生の時でした。

廃止となる「北海道医療大学前駅」の1つ手前である、「石狩当別駅」から終点の新十津川駅を目指します!

使用車両はキハ40形気動車。北海道で多く見受けられますね!

石狩当別駅から乗車しましたが、車内はスッカスカ。まるで空気輸送です。

札幌駅〜石狩当別付近までは学生中心に利用者が多かったものの、やはりそこから北側の利用者は少ないようです。

運転台をちょろっと覗きましたが、東京の近郊列車などにはないようなレトロさです。

JR北海道の車両は国鉄時代から使用されている古いものが多く、修理や買い替えが必要になってくる車両も多いです。

大学の実習でJR北海道の「花咲線」について調査したのですが、キハ40型気動車の場合ですと買い替えに1両約2億円もの費用がかかることが判明しています。

赤字経営が続いているJR北海道にとっては非常に大きな支出であることは間違いなく、バス代行の方が明らかに赤字を軽減できるでしょう。

(1人の鉄道ファンとしては、廃止は非常に残念ですが…)

4月頃に乗車しましたが、車窓にはまだまだ雪景色が。

北に進むにつれて、家の姿が見られなくなってきます。

最後まで札沼線の存続を訴え続けた「月形市」の主要駅。

停車時間が長かったので降りて見ましたが、人影はほとんどなく、駅にも係員は存在せず無人駅です。

木造の行先表示板。

今にも取れてしまいそうなくらいボロボロですが、非常に歴史を感じます!

そして列車は、最終目的地である「新十津川駅」に到着します。

新十津川駅には1日1本しか列車が来ませんが、それでも乗客は少なく、鉄道ファンと思われる方が数名のみ。

降りようとすると、ここで思わぬサプライズが!

新十津川幼稚園の園児がお出迎えしてくれました!!!

これにはびっくり!

後で知ったのですが、新十津川駅では、始発列車到着後に園児がお出迎えしてくれるようなんですね!

上記の動画は、園児によるパフォーマンスが披露されています。

自分が訪れた際には、ここまでではありませんでしたが、思ってもいないサプライズでしたので嬉しい限りです。

「写真とっても大丈夫ですか?」

と保育士さんに頼むと、快諾。

男の子はわんぱくな子が多く、おしゃべりが大好きな印象。

女の子は、初めて見る人に緊張した様子でした。

「お兄ちゃんこれあげる!」と言われ手に取ると、

裏面が塗り絵になっているポストカードでした。

心がほっこりしたのを覚えています。

 

ポストカードは、今でも使わずに大切に保管してあります。

たまにポストカードを出して、「あの時の子は元気にしているかな…」

と思い返すと、なんだか懐かしいような、どこか寂しいような気持ちになります。

一期一会、これも旅の醍醐味ですね。

木造の駅舎にはなんだか味があります。

列車は新十津川駅到着後、再び北海道医療大学方面へと去って行きました。

札沼線の廃止に関してのユーザーの声

札沼線の廃止が発表されてからは、乗客も増え続けているようです。

ガラガラで人がいない車内も味わっておきたいポイントの一つですので、乗車したい方は早めに訪れることをオススメしますよ!

新十津川幼稚園の子供たちも、札沼線の廃止は寂しいのではないでしょうか…

新十津川駅には、たくさんのお花が植えてあり、春には色とりどりの花と見ることができます!

廃止前に札沼線(学園都市線)に乗車すべし

また一つ、JR北海道の路線の廃止が決定してしまいました。

鉄道ファンとしては非常に寂しい思いもありますが、車両の老朽化、利用客の減少を考慮するとやむを得ない選択肢ですね。

札沼線は田園地帯を走行するので、車窓にはのどかな田園風景が広がり、非常に綺麗です。

新十津川駅での子どもたちのお出迎えも魅力的ですので、廃止前に一度は訪れてみて下さい!

トゲ太郎
トゲ太郎
廃止前にボクも行くズラ!
ABOUT ME
ひろき
ひろき
2018年5月から、東証一部上場企業の子会社で仮想通貨メディアの執筆を開始、その後は仮想通貨メディアの運営・管理にも携わっています。 仮想通貨投資では、10万円の元手を200万円ほどに増やした経験もあり、ブロックチェーンの今後の発展に大きく期待しています。